Student Advisor

SA(スチューデント・アドバイザー)制度とは

SA(スチューデント・アドバイザー)制度は、優秀な 学部学生に対し、教育的配慮の下に教育補助業務を行わ せ、学部教育におけるきめ細かい指導の実現を図ること を目的とする制度です。. SAは、学部学生に対する講 義・演習、実験に関する教育補助業務を行います。

なぜ必要か

大学教育でグループワークやプロジェクト学習などを取り入れ、そ の効果を十分に発揮するために、SAがかなりキーになってきます。 そのように考えると、教員は「自分の授業を開発して、自分がよい授 業をする」ということももちろん大事なのですが、SAをうまく巻き込ん だりしながら、チームとしてよい授業をつくりあげるという視点も非常 に重要になってきています。

■SA(Student Advisor)に求められていることと は?

自分なりに「SAとはどのような存在か(役割か)?」 について理解を深めること

学生と距離が近づきすぎて単純にお友達になってしま うわけでもなく、距離を置きすぎて先生のようにふる まってしまうわけでもなく、一番良い関係をどのよう につくるべきか考えてください。

このように、よいSAになるためには「よいSAとは何 か」という自分なりの仮説をつくり、それを再構築し ていくことがポイントになります。

業務について

グループワークやプロジェクト講義でのチーム へのマネージャー的役割(進行をサポートする。 先生一人(監督だけではグループはまわせない)

講義の理解が不足する後輩君の支援

わからないところを教える。(自分の得意な科目)

講義を聴講して学生の目線から、アドバイスをおこ なう。

結果

・教員と一体となって本学の教育を支える。

・労働報酬として時給が支給される。


求められること

★授業の「内容に関する知識」をつけること

授業の内容に関する知識の準備もしておこうということ。もち ろん、内容知の部分については教員がメインで担当するわけですが、質問に答えたり、いま議論がうまくいっているのか等をモニターすることを考えると、ある程度の内容的知識が必 要になります。

「どのように支援するか」という方法的な知識と同様に、「何 を」という内容的な知識もまた等しく重要ということですよ。 「教えるために内容についても学び直す」というのはよいサイ クルです


その他にも「しっかり準備に時間をかける」「当たり前のこと を当たり前にできるようにする」受講生のことを考えながらも、 長期的に自分の成長につながることを意識する」ことが肝要 です。

SAについて研修(読んで理解したことを報告)